あなたの正義感はあなたを幸せにしていますか？
最近は正義警察やテレビのワイドショーで芸能人の不倫を叩くような方が
多く見受けられます。
そのような行動は正義感をベースにされていますが
このブログでは【正義感】について掘り下げていきたいと思います。
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そもそも正義感って何なんでしょう？
正義感とは
自分が正しいと思ったことを通そうとする気持ち感情
という風に定義されています。
もちろん正義感を持つことに良い側面はあります。
・嘘が嫌い
・正直である
・物怖じしない
そんなメリットがありますよね
でも逆に強すぎる正義感にはデメリットにもなります。
強すぎる正義感は足枷に？
強すぎる正義感の悪い側面、それは
頑固であるとかルールを曲げないなど
「フレキシブルではない」ということが目立つかと思います。
ただ私が思うに正義感も価値観の一つ。
その人にとって【正義】でも
もしかしたら違う人にとっては【正義ではない】かもしれない
そんなことってたくさんあります。
自分の正義は
他人の正義ではない事はあるよね
正義警察の正体
社会として正義と認められているものが
日本の社会には多くあります。
例えば『不倫は悪という正義感』。
※このブログでは不倫の正義を問ういているわけではなくあくまで正義感の一例として書いています
多くの方にこの価値観はあると思いますが、
その中の一部の方はその正義感が強すぎて、
例えば不倫した芸能人を叩く、という行動に出ます。
では正義感が悪く発動する際の条件を考えてみると
誤解を恐れずに言えば
自分より社会的な立ち位置が低い人には出ません。
逆に、芸能人や恵まれているママ友など
自分より【良いものを持っている人】に対して
正義警察というのは発動します。
正義感は社会的に必要な悪？
実はこの正義感、心理学的学的にも説明されていて、
『シャーデンフロイデ』という名前がついています
シャーデンフロイデとは
【他人を引きずり下ろした時に生まれる快感】です。
「人の不幸は蜜の味」と言いますが、
まさにこの蜜の味の事です。
”シャーデンフロイデなんてかっこいい名前だけどそれって妬みですよね？”
その通りです！
妬みという感情は
持っていること自体が苦しくなるので
人間はそれを解消しようとします。
健全な環境であれば「自分を高める努力」をして
その劣等感や妬みを解決します。
しかし不健全な環境や状況であった場合、
相手を引きずり下ろすことで自分の妬みを解決します。
そして実は【妬み】は人類が生き残るために必要な悪なのです。
社会という
コミュニティを保つためにシャーデンフロイデは必要だった
と言われています。
社会を健全に保つために必要な糾弾もあるんだね
正義感から解放されて幸せになるためには？
シャーデンフロイデを持ち続けるのは労力もいるし
自分にとっても苦しいこと。
ではどうしたら幸せになれるのか？
シャーデンフロイデから自由になる事が大切です。
いま「メシウマ（※）状態」じゃないかな？と感じたらまず冷静になること
（※）メシウマは「2ちゃんねる」などで使われる、他人の不幸に関するニュースに対し用いられるインターネットスラングである。「他人の不幸で今日も飯がうまい」の略称で、「（他）人の不幸は蜜の味」や「幸災楽禍」（春秋左氏伝）等とほぼ同義である。 wikipediaより
そしてそれが自分個人に得になるか？
と考えてみてください。
利己的に感じるかもしれませんが、
自分が世の中を正すためには必要な糾弾なんだ、
という風に感じている場合、
その感情はあなたを苦しめているかもしれません。
幸せに生きる為に他人軸は不要です
もう一つ知っていただきたいこと、それは
「そもそも正義なんていうものはない」
ということ。
ある社会で正義とされることは
別の社会では正義ではないかもしれない。
でもその社会に入るとその定義にどっぷり浸かってしまう。
どっぷりという妄信はあなたに取って幸せな事ですか？
自分の感情や感性、直感はそれに何と言っていますか？
正義という「他人軸の世界」にいる限り幸せには辿り着けない。
でも、自分の感情に気が付いていないから、
正義を身にまとって仮の姿で戦っているのです。
なので幸せになりたいあなたがすべきこと。
それは自分の感情、感性や価値観に気づく事です。
それがが自分軸で生き幸せになるという事です。
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